無垢フローリングのお手入れ方法

無垢フローリングのお手入れ方法

無垢フローリングとは、同じ種類の天然木で作られたフローリングのことです。無垢フローリングのお手入れ方法にはコツがあります。この記事では、無垢フローリングの普段の掃除方法や、突発的な汚れへの対処方法をご紹介します。ぜひ参考にご覧ください。

無垢フローリングとは?

無垢フローリングとは、天然木で作られたフローリングのことを指します。通常のフローリングは、複数の薄い板を重ね合わせて作りますが、無垢フローリングは同じ種類の天然木を使って作られています。天然素材ならではの質感で、素朴で温かみのあるフローリングです。

無垢フローリングの基本の掃除方法

無垢フローリングの普段の掃除方法をご紹介します。まずは、掃除機やほうきをかけて、フローリングの表面の髪の毛やホコリを取り除きます。

次に、乾いた雑巾やドライシート、モップなどを使って、乾拭きをしましょう。木目に沿って拭くのがポイントです。

フローリングの板と板の隙間に入り込んだホコリが気になるときは、つまようじなどで隙間の汚れをかき出しましょう。その後、掃除機でかき出したホコリを吸ってくださいね。

ワックスも欠かさずに

半年~1年に1回程度でよいので、ワックスも欠かさずに塗りましょう。ワックスを塗ることで、フローリングの保護になりますし、細かい傷も目立ちにくくなります。また、表面にもツヤが出て、気持ちよく過ごすことができますよ。

無垢フローリングの汚れの落とし方

次に、無垢フローリングの突発的な汚れの落とし方をご紹介します。つい水やソースをこぼしてしまったなど、予期せぬ汚れがついてしまったときでも大丈夫です。

水をこぼしたときの対処法

水をこぼしたら、すぐに拭き取りましょう。そのままにしておいたり、拭き取りが甘かったりすると、水シミになる可能性があります。ワックスをかけておけば撥水作用が働き、浸透しにくくシミになりにくいのでおすすめです。

ソースや醤油をこぼしたときの対処法

ソースやケチャップ、醤油をこぼしてしまったときも、すぐに拭き取るようにします。汚れが気になる場合は、固く絞った雑巾で拭きましょう。こちらもワックスをかけておけば撥水作用が働き、比較的簡単に取り除けます。

油性ペンの対処法

小さいお子さんがいる家庭では、お子さんがペンで落書きをしてしまうこともあるでしょう。そんなときは、表面をサンドペーパーで削って消しましょう。削った後の木くずは掃除機で吸い取り、雑巾で拭いて仕上げます。削った場所には再度ワックスをかけて完了です。

無垢フローリングの注意点

最後に、無垢フローリングの掃除の注意点をご紹介します。

毎日の掃除では水拭きは避けよう

無垢フローリングはどうしても汚れが気になるとき以外は、水拭きはしないほうがよいでしょう。無垢フローリングは水に弱く、床板に水が浸透すると水シミになることがあるからです。たまに水拭きをするときは、雑巾を固く絞ってから行ってくださいね。

化学モップに注意

モップによっては、ホコリを取りやすいように表面に薬剤が染み込ませているものがあります。このような化学モップを無垢フローリングの上に置きっぱなしにすると、油シミがつくことがあるので注意が必要です。

ワックスの塗りすぎに注意

ワックスは薄く塗るのが基本です。厚く塗ってしまうと床板に吸収されず、ベタつきや黒ずみの原因になります。また、頻度も半年~1年に1回で十分ですので、あまり頻繁に塗ることも避けましょう。

まとめ

無垢フローリングの掃除方法をご紹介しました。無垢フローリングは水に弱いので、普段の掃除はほうきや掃除機と乾拭きで十分です。水やソースをこぼしたときは、速やかに拭き取るようにしてくださいね。