浴室リフォームの基本的な流れとは?

浴室リフォームの基本的な流れとは?

浴室のリフォームを考えていて、どういった流れで工事をするのだろう?と疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。

この記事では、浴室リフォームの基本的な流れをご紹介しています。
浴室は一日の疲れをを癒す場所。できる事なら理想の空間にしていきたいですね!

ユニットバスと在来工法とは

浴室リフォームを行うにあたり、まず決めておきたいのはユニットバスと在来工法のどちらにするかということです。ユニットバスと在来工法の特徴をご紹介しますので参考にしてくださいね。

ユニットバスの特徴

まず、ユニットバスのメリットは、水漏れのリスクがほぼないことがあげられます。また、断熱性が高いので、お湯が冷めにくいのが特徴です。そのため、追い炊きをあまりしなくても良く、光熱費も抑えられます。工期も在来工法よりは短く、費用も60万前後から可能です。

しかし、在来工法よりは施行の自由度が下がるデメリットがあります。なので、自分の好みに合わせて、風呂場を自由にリノベーションしたい場合には向いていません。

在来工法の特徴

在来工法は、オーダーメイドに向いています。また、大理石やヒノキなどの特殊な材料を使って施工できることも在来工法のメリットですね。

しかし、現場で組み立てるので水漏れのリスクがあることがデメリットです。また、施工に時間がかかるので人件費も高額になり、材料に凝る場合は材料費も高くなるでしょう。

浴室リフォームの流れ

浴室リフォームは、養生、解体、搬出、取付の流れで行います。

養生

まず最初に、お客様の家財や壁の保護のため、搬出・搬入経路の養生を行います。養生とは、搬出・搬入時に床や壁を傷つけないように床や壁、柱などを保護することです。

マンションの場合は、エレベーターや部屋の前にも養生を行うことがあります。適切に養生をすることにより、傷や破損を未然に防ぐことができます。

解体

次に既存の浴室の解体作業を行います。解体作業では粉塵などが発生します。リフォームの場合は、粉塵がお客様の居住スペースに広がらないように注意が必要です。

搬出

解体したものは、順次搬出していきます。そのまま搬出できないものは、細かく切断したり分解したりする必要があります。搬出の際には、壁などを傷つけないよう注意が必要です。

取付

解体・搬出作業が終わると、次は取付に移ります。リフォーム工事は通常のユニットバスの取り付け以外に、設備工事や電気工事、大工工事が入ります。

現場配管との末端接続や、給水給湯管の立ち上げが設備工事にあたります。電気ケーブルの接続などが電気工事となります。大工工事は、ドア額縁を新しくしたり、洗面室の床を張り替える工事です。

ユニットバスの取り付けと、各種工事が終わったら作業完了です。

浴室リフォームの時期は?

浴室リフォームを行うのは、いつがベストなのでしょうか?一般的に浴室リフォームを行う時期は15年~20年が目安です。15年も使い続けていると、汚れやカビが目立ち始めるのではないでしょうか。排水が流れにくいなどの症状があるなら、早めにリフォームを行ったほうが良いでしょう。

浴室リフォームの注意点

浴室リフォームには注意点もあります。ここでは、よくある失敗から注意点をご紹介します。

実物を見てから決める

浴室リフォームの際には、なるべくショールームへ行き、実物を見てから決めることをおすすめします。写真と実物とは異なるので、写真で選んで、後で「イメージと違う」とショックを受けないようにしたいですね。

とくに慎重に決めたいのは壁の色です。壁の色は風呂場の雰囲気全体が変わるので、よく検討して決めましょう。

保温機能が付いた浴槽も選択肢に

浴槽には保温機能がついた商品も販売されています。保温機能の付いた浴槽は追い炊きの回数が減ったりその結果電気代を抑えられたりとメリットがありますが、サイズが大きくなったりとデメリット部分もあるので浴室に合ったものを選択するようにしましょう。

まとめ

浴室リフォームの流れや注意点をご紹介しました。浴室リフォームにはユニットバスと在来工法があり、それぞれメリットとデメリットがあります。おすすめはユニットバスですが、特殊な材料を使ったりデザインに凝りたい場合は、在来工法が向いているでしょう。

浴室を思い通りにリフォームして、リラックスできるバスタイムを送れると良いですね。

建物パートナーズでは浴室リフォームを承っております。皆様の理想のリフォームのお手伝いをさせて頂きます。

まずは一度ご相談ください。