ガスコンロからIHに交換するメリットについて
- 2021.10.28
- コラム
近年IHを利用する人が増えています。皆様IHはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
この記事ではガスコンロからIHに交換するメリットを詳しく説明していきます。
IHへの交換をご検討されている方はぜひこの記事を参考にしてください。
IHの概要とは?
IHとはInduction Heatingの略であり、電磁誘導加熱を使って熱を発生させる方法です。フライパンや鍋などの間に電磁誘導を発生させて熱を発生させ、直接フライパンや鍋を温めていきます。
IHの特徴とは?
IHには以下のような特徴があります。炎を出さないで電磁誘導加熱をすることにより、直接フライパンや鍋の底を温めるので熱が逃げづらく、火力を保つことができます。
- 熱が逃げない
- 火力が強い
- 部屋の空気をクリーンに
- 温度調節をしやすい
熱が逃げない
IHは鍋底自体から発熱をするので熱が逃げることがないので、夏に熱によって暑くなることがありません。そのため長時間調理をしていても快適です。また高い熱効率である他、高い火力を得ることもできます。
さらに鍋底全体に熱が伝わることにより、加熱ムラが少なくなり調理がしやすくなります。
火力が強い
炎がでないので火が弱いように思えますが、熱がロスすることなく食材に火力をダイレクトにあてることができ強力な火力を生み出すことができます。そのため火の通りが早いことから炒飯などの調理にも向いています。
部屋の空気をクリーンに
キッチンで火を使わないので二酸化炭素が発生しません。そのため部屋の空気をクリーンに保つことができます。また輻射熱が少ないことから、まわりに熱が伝わりづらくキッチンや部屋が熱くなることは少なくなります。
温度調節をしやすい
IHは温度調節を簡単にすることができるので、煮込み料理や揚げ物など温度調節が重要な料理にもIHが向いています。ガスコンロであれば一度熱があがると下げるのは難しく食材の表面だけ焦げてしまうことがありますが、IHであればスイッチ一つで温度調節が可能であり調理がしやすくなります。
ガスコンロとIHの違いとは?
それではガスコンロとIHとではどのように違うのでしょうか。ガスコンロと比較をしながら、IHのメリットをご紹介します。
- 火事に対するリスクが違う
- 掃除をしやすい
火事に対するリスクが違う
ガスコンロは熱が伝わりやすいのですが、周辺の温度もあがるので危険が生じます。場合によっては火事につながる可能性があります。しかしIHは周辺の温度があがりにくく、危険度がガスコンロと比べて低くさらに炎がでないことから火事の可能性もかなり低くなります。
IHであっても火事の可能性はゼロではないのですが、炎を出すガスコンロに比べると火事へのリスクは大きく違います。ただ炎がでていないのでわかりづらいですが、直接手を触れてしまうとやけどするので注意が必要です。
掃除をしやすい
ガスコンロは凹凸があり、調理中に食材がとんでしまい中に入ることがあります。しかしIHは平らであることから、食材が中につまってしまうことはありません。また平らなので布巾などで簡単で簡単に掃除をすることができます。
またIHは火を使わないので、換気扇やキッチンの壁などに油汚れがつくこともありません。毎年キッチン回りの大掃除で苦労していませんか。IHであれば掃除の手間を大幅に減らすことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか、ここまでIHの特徴やメリットをご紹介してきました。IHのメリットは以下のような点があげられます。
- 表面が平らであることから掃除がしやすい
- 炎がでないことから二酸化炭素がでないので、部屋が汚れない
- 炎がでないことから火事になりづらい
- 温度調節をしやすい
このようにガスコンロからIHに交換するメリットはいくつもあります。この機会にIHへの交換を検討してみてはいかがでしょうか。特に年配の方やお子様がいらっしゃる家庭であれば、火事のリスクが大きく減るだけでもメリットがあるといえます。
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