綺麗にするだけじゃない!外壁塗装の効果とは?
- 2021.07.31
- 豆知識
壁や屋根を綺麗に塗り直す外壁塗装ですが見た目を綺麗にする以外に大きな役割を持っています。今回は外壁塗装の効果と必要性についてご紹介します。
外壁塗装の大きな役割
防水機能向上
外壁塗装で大きな役割を果たすのが防水機能の向上です。雨が多い日本において外壁の防水機能は特に重要で雨漏りを防ぐ事や外壁材を守るなど建物への致命的なダメージを防ぎます。
外壁、屋根材の保護
外壁塗装を行うことで外壁材の表面を覆い保護する役割を果たします。外壁材や塗料が本来の機能を発揮することで建物内の構造部や断熱材をトラブルから守る事ができます。
外壁塗装は外壁材の劣化やひび割れを防ぐ大きな役割を担っています。
塗料が持つ機能の維持
塗料には断熱や紫外線カット、酸性雨から建物を守るなど塗料本来が持つ機能があります。これらの機能が年数とともに劣化し効果が薄れてくるため塗料本来の機能を維持する意味でも定期的な塗装工事は必要と考えられます。
家(建物)の維持費用を安く抑えるため
劣化が進み割れや剝れなど塗装では修復できない大きな補修作業が必要になった場合その費用は高額になる傾向があります。定期的なメンテナンスを行うことで外壁材への直接のダメージを未然防ぎ建物の維持費をトータルで考えると経済的に済むと考えられます。
美観維持
劣化や汚れた外壁を塗装することで見違えるほど綺麗になります。
見た目が変わることはもちろんの事、美観維持は生活面でのモチベーションがあがりますね。
劣化した外壁を放置するとどうなる?
雨漏りが発生する原因になる
一番多いのが雨漏りです。劣化してひび割れなどをおこしている箇所から雨水が内部に侵入し雨漏りが起こります。また内部に入った雨水は構造部分を腐らせてしまう可能性がありカビやシロアリ発生のリスクもあります。雨水を入れない防水効果は外壁塗装においてかなり重要なポイントです。
外気温に室温が影響されやすくなる
ひび割れが進行するとその劣化部分からすきま風などが入る可能性があります。外気が侵入するとエアコンの効果も薄れ室内の温度調整が難しくなります。また塗料には断熱効果もありますが劣化するにつれ効果が薄れてしまうので外気温が室内温度に与える影響が大きくなります。
修繕費用が高額になる
雨漏りや壁面のクラックを放置していると内部や建物の基礎にも大きなダメージを与えてしまいます。基礎などの修繕は高額になる場合があり定期的なメンテナンスが結果的に建物の維持費を抑えます。
外壁塗装が必要なサイン
塗装の剝れ
塗装した面は塗膜と呼ばれる塗料の層が外壁材や屋根材を雨風から守ります。劣化が進むと表面の塗料が剝れて浮いてくる状態になりそのまま放置をすると外壁材のひび割れなどに発展してしまいます。
苔、カビの発生
塗料による防水機能が低下すると雨の後などには濡れた状態が長く続き表面に苔やカビが発生しやすい環境を作ってしまいます。表面の汚れはさらに塗膜の劣化を引き起こすため悪循環を繰り返してしまいます。
チョーキング現象
表面の手で触ると粉が付く症状です。雨や紫外線で塗料が劣化し粉上になって表面に現れます。チョーキング現象は劣化のサイン。症状が現れたら塗装を検討しましょう。
コーキングのひび割れ
コーキングとは外壁材のつなぎ目に充填する樹脂材です。
つなぎ目からの雨水侵入を防ぎます。コーキングは塗料に比べて劣化が早くひび割れや痩せて隙間などが出来てしまいます。コーキングの耐用年数は5年~10年程度。お家のコーキングに上記の症状が見えたら打ち直し工事も検討しましょう。
目に見えない紫外線からも建物を守ってくれる
紫外線が外壁材に与えるダメージはとても大きく直射日光の当たる時間が長い箇所は劣化も進みやすい傾向があります。塗料にはバリアを張って紫外線から外壁材、屋根材を守ってくれます。
塗膜の剝れやチョーキングなど塗装の劣化が進むとバリア機能も低下し外壁材、屋根材に大きなダメージを与えてしますので定期的な確認をしましょう。
いかがでしょう。外壁塗装は見た目の美観維持も大切ですが塗料や外壁材の機能維持も大きな目的の1つです。お家の寿命を延ばす為にも劣化の症状が見られたらプロに相談し定期的なメンテナンスを行いましょう。
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