トイレ交換の一般的な流れとは? 後悔しないための注意点も

トイレ交換の一般的な流れをご存じですか? トイレ交換を考えている人のために、大まかな流れをご紹介します。また、トイレ交換で後悔しないための注意点も併せて解説しますので、ぜひご覧ください。

トイレ交換の流れ

それでは、トイレ交換の一般的な流れをご紹介します。オプション工事のタイミングについても記載していますので、併せてご確認ください。

養生・解体

まずは、トイレの壁や床に傷がつかないように、丁寧に養生していきます。養生が終わったら、給水タンクや便器を解体します。工事中は水道の元栓を閉める場合があり、そのときは家の水道が使えなくなるのでご注意ください。

壁紙・クロスの張り替え(オプション)

トイレの臭いが気になる場合は、壁紙・クロスに臭いが染みついている可能性が高いです。消臭効果の高い壁紙やクロスもあるので、この機会に張り替えを検討しても良いかもしれませんね。湿気や防カビに強いクロスもありますので、業者に相談してみましょう。

床の張り替え(オプション)

トイレ交換と同時に床も張り替えることができます。トイレの床が汚れていて張り替えたい人は、水や汚れに強く、お手入れのしやすい床に交換すると良いですね。

便器取り付け・配管接続

次に便器を取り付けます。その後にタンクを取り付け、次に上下水道の配管を行います。しっかりと接続できているか、確認しながら取り付けていくことが大切です。

便座・リモコン取り付け

配管を接続したら、便座の取り付けを行います。リモコンやタオル掛けはオプションとなりますが、最後に取り付けることになります。

トイレ交換の目安

トイレ交換の目安は何年に1回なのでしょうか? 一般的にトイレの耐用年数は、約15年です。トイレが古くなると、コーティングがはがれて汚れが落ちにくくなるなどのデメリットがあります。15年以上使用しているトイレは、交換を検討しても良いでしょう。

また、トイレが詰まったり水漏れしたりするときも交換のサインです。トイレの不具合を放置せずに、早めに対処したいですね。

トイレ交換にかかる時間

トイレ交換にかかる時間は約2~3時間です。壁紙や床の張り替えをオプションで頼んでも、1日で終了します。

当日は、施行中にトイレに行きたくならないように、トイレ交換前に必ずトイレを済ませておきましょう。

マンションのトイレも交換できる?

マンションのトイレも同じように交換できるのでしょうか? この場合は、必ず管理組合や管理会社、大家さんに確認するようにしましょう。

経年劣化でトイレ交換が必要な状態であれば、交換費用は管理会社や大家さんが負担してくれます。

トイレ交換の注意点

次に、トイレ交換の注意点について解説します。「こんなはずじゃなかった!」ということにならないよう、あらかじめ確認しておきましょう。

トイレが狭くなることも

トイレ交換をして、トイレが以前のものより大きくなった場合、トイレ空間が狭くなります。とくに便器の形状によっては、トイレが狭くなったと感じることが多いので注意が必要です。便器を選ぶときにはサイズを確認して、圧迫感を感じないかどうかよく検討しましょう。

床を木材にすると黒ずみができることも

次は、トイレの床を張り替えるときの注意点です。トイレの床に木材を使うと、汚れが付きやすく、黒ずみができることがあります。

木材は基本的に水拭き厳禁です。普段は乾いた布でお手入れし、落ちにくい汚れが付いたときだけ固く絞った布で拭くようにしましょう。

マンションの管理規約の確認は必須

マンションの管理規約に違反した工事を行うのは厳禁です。最悪の場合は、元に戻さなければならなくなります。そうならないためにも、管理組合や管理会社、大家さんへの確認は必須。工事を行う前に確認しておきましょう。

まとめ

トイレ交換の一般的な流れをご紹介しました。トイレの水漏れがしたり便座にひび割れなどができたりすると、トイレ交換のサインです。そのまま放置せず、早めにトイレ交換を検討しましょう。トイレ交換の注意点を確認して、後悔のないように行ってくださいね。