浴室乾燥機の掃除の仕方とは? カビを抑える方法も

浴室乾燥機は定期的に掃除をしていますか? 浴室乾燥機は頻繁に掃除をする必要はありませんが、少なくとも半年に1回は掃除をすることをおすすめします。この記事では、浴室乾燥機の掃除の仕方や、カビの発生を防ぐ方法をご紹介します。ぜひ掃除の参考にしてみてくださいね。

浴室乾燥機を掃除しないとどうなる?

浴室乾燥機を掃除しないと、ホコリがたまり、カビが生えやすくなります。浴室は温度・湿度が高く、カビが生えやすい場所なので注意が必要ですね。

また、浴室乾燥機に汚れがたまると、乾燥や暖房などの機能も落ちます。そのため、電気代が必要以上にかかることになりかねません。そうならないためにも、定期的に掃除をして、浴室乾燥機の機能を保ちたいですね。

浴室乾燥機の掃除の仕方

それでは、浴室乾燥機の掃除の仕方をご紹介します。

事前準備

ふきん、中性洗剤、綿棒、掃除機を準備します。ホコリ対策に、マスクとめがねも準備しておくと良いでしょう。

次に、浴室乾燥機の取扱説明書を読んで、取り外し方法と取り付け方法を確認しておきます。水洗いができないパーツがないかどうか、ここでしっかり確認しておきましょう。

掃除機でホコリを取る

浴室乾燥機を開けて、掃除機でフィルターのホコリを吸います。細かい部分は、綿棒を使って掃除しましょう。フィルターは穴が開きやすいので、力を込めずに優しく掃除してください。

フィルターを外して洗う

外したフィルターをぬるま湯ですすぎながら、汚れを優しくこすり落としましょう。汚れが落ちにくい場合は中性洗剤を使用してください。洗い終わったら水気を拭き取り、直射日光の当たらない場所で干しておきましょう。

カバーとファンを洗う

取り外したカバーとファンを洗います。力を入れすぎるとパーツに傷がつく恐れがあるので、優しく拭き取るようにしてください。最後に、取り外したパーツを取り付けたら完了です。

浴室乾燥機を掃除する際の注意点

浴室乾燥機を掃除するときの注意点をご紹介します。

中性洗剤以外は使わない

酸性やアルカリ洗剤は、カバーやフィルターの素材を傷める恐れがあるので、使わないようにしましょう。浴室乾燥機の汚れがどうしても落ちない場合は、水洗いできるかどうかを確認して、中性洗剤で掃除してください。

化学繊維の布は使わない

ナイロンやアクリル、ポリエステルなどの化学繊維は、浴室乾燥機の表面を傷めるリスクがあります。これらの化学繊維でできた布は使わないように気をつけましょう。

転倒に気をつける

浴室乾燥機の掃除をするときは、必ず脚立や椅子などで安定した足場を作りましょう。浴室乾燥機は高い位置にあるため、掃除をするのが難しい場所です。横着をして浴槽の縁などを足場にすると、転倒する恐れがあります。

故障に気をつける

浴室乾燥機の掃除をする前に、必ず説明書を一読して、取り外し方を確認しておきましょう。無理に外そうとすると、浴室乾燥機のパーツが破損してしまうことになりかねません。また、関係のないパーツを傷つけて、故障の原因になってしまうこともあるので気をつけましょう。

浴室乾燥機のカビを防止する方法

最後に、浴室乾燥機のカビを防止する方法をご紹介します。普段から気をつけることで、浴室乾燥機の掃除頻度を抑えられますよ。

浴室内の水気を拭き取る

浴室から出るときには、浴室内の水気はこまめに拭き取りましょう。湿気をそのままにしておくと、カビの原因になります。

浴槽から出るときは、水切りワイパーで水気を切ったり、浴室乾燥機を換気モードにしたりすることを忘れないようにしましょう。

洗濯物を乾かすときは隙間を開ける

洗濯物を乾かすときに、隙間を開けるようにすることも大切です。洗濯物が密着しているとなかなか乾かず、室内の湿気が高く保たれます。そのため、カビが発生しやすくなってしまうのです。

乾燥機のモードを使い分ける

浴室乾燥機を使うときは、モードを使い分けることも大切です。換気のときは換気、洗濯物を乾かしたいときは乾燥を使いましょう。モードを使い分けることによって、余分な湿気を無駄なく撃退できます。

まとめ

浴室乾燥機の掃除の仕方と、乾燥機のカビを抑える方法をご紹介しました。掃除をするのは少し面倒に感じるかもしれませんが、浴室乾燥機を汚れたまま放置していると、カビが生えたり電気代がかさんだりすることがあります。定期的に掃除して、浴室を快適に使用しましょう